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たまに読み切り短編をアップしていこうと思っています。
こちらのほうも応援よろしくお願いします。
※短編は全てフィクションです。

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ソウタから金に困っている友達がいるので会ってやって欲しいと連絡があった。
暇を持て余していた俺は会っても構わないと返事をして、
そいつからの直接の連絡を待った。

ソウタと同じ大学だが学部は違うハヤトという子だそうだ。
モデルの仕事で遊ぶ金を稼いでいるそうだが、
この仕事は朝が早いみたいでさぼりがち。
しばらく顔を出さなかったら仕事依頼もパタリと途絶えて、
生活に困ってしまったらしい。

ハヤトからはすぐに連絡が来て会うことになった。
場末のラブホテル。
人見知りで酒を飲ませるまでろくにしゃべらなかった。
ただ、ソウタが紹介してくれただけあって顔はトップクラスにカッコよかった。
月並みな表現だが大きな目は澄んでいて、鼻はすらりと高く、
唇が色っぽく膨らみ柔らかかった。
色は浅黒く身体は中学からの野球のおかげで引き締まっていて、
健康そのものだった。
その日は男同士でやるプレイを2時間ばかり一通り楽しみ、
そのまま別れた。

それから数ヶ月ハヤトからの連絡は無かった。
他の子でもよくあるように、
プレイに嫌悪感を抱いたのかな。くらいに考えていた。
このアルバイトは向く子と向かない子がいて、
向かない子は2回目で絶対に連絡が途絶えるから。

しかしある日突然、また会えますか?という連絡。
初めてのパターンに驚いた。
もちろん会える。と伝えて会って理由を聞くと親からの仕送りが途絶えたそう。
遊ぶ金ならバイトで稼げるが、
仕送り途絶えたとなると俺にサポートしてもらわないと生活が厳しいということだ。
全く都合のいいやつだと思ったが、
これから何度も会えると思うと俺も悪い気はしなかった。
実際、気分が盛り上がった俺はその日、
ハヤトの身体を前回より激しく求めた。
ハヤトも肝が据わったのか、
抑えたものを放出したかのように俺の攻めに感じ喘いだ。

ハヤトとは週1で会うようになっていた。
ホテルで会うのも面倒なので、
俺の家とハヤトの家を交互で利用してプレイを楽しむルーティーン。
ビルオーナーの俺、大学生のハヤト。お互い時間は有り余るほど持っていた。
ハヤトに渡す金は1回10万。
この味を覚えてしまったらまともな仕事について続けることができるのだろうか。
働くことが馬鹿らしくならないだろうか。そんな心配をハヤトに抱くようになってきた。
もうお互い会ってから2年。ハヤトも大学4年生。就職を考えなければいけない時期だ。
だが、この時期になると俺は彼に虜になっており、
別の子に乗り換えることなど到底考えられなかった。

ところが別れはふとしたタイミングで訪れた。
ある日、ハヤトの部屋を訪れた時のこと。
彼がトイレに行っているタイミングで彼の携帯にラインが。
女の子からで、ロックを外さずともデートの約束だと文面で分かった。
彼女がいるかどうか聞いたこともなく、
当然いてもおかしくないのだが。
しかし、いざそれが現実に突き付けられると、
心の中で熱いものが音を立てて溶けていくのを感じた。

俺は金をおいて彼の部屋を出た。
そして、訳があってもう会えなくなってしまったことを連絡した。
俺の部屋の鍵は処分してほしいことも合わせて連絡した。
またいつものパターンだが、
俺は結局何がしたかったのだろうか。
定期的に会って、熱が冷めると別の子に乗り換えて。
そこに成就するものはなく、ただ移ろいで行くだけ。
そして俺も年を重ねるばかり。
俺はむなしくなってタバコに火をつけたが、
吸い終わるころにはソウタに別の子を紹介するように依頼のメッセージを打っていた。


[2020/04/09 15:00] | 短編
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